2006.08.06 Sunday
選挙はみずもの
任期満了に伴う長野県知事選は6日投票、即日開票の結果、無所属新人の元自民党衆院議員の村井仁氏(69)が、無所属現職の田中康夫氏(50)を破り、初当選が確実になった。
「脱ダム」宣言や新党日本代表就任など独自の政策や言動で注目を浴びた2期6年にわたる田中県政の是非が問われた。 村井氏は自民、公明両党から県連レベルで推薦を得たほか、連合長野など各種団体の支援も受け、徹底した組織選挙を展開。田中県政で悪化した市町村長との関係改善を図り、一層の市町村への権限と財源の移譲を訴えた。「県政改革の主な課題」として11項目の政策も発表。「『脱ダム』宣言で迷走した利水・治水対策は安全で実現性のある対策を早期に再検討する」と田中県政の抜本的な見直しを訴えた。 田中氏は政党の推薦を受けず、無所属で立候補、共産党県委員会からの支援を受けた。県債残高を五年連続で減らした上、福祉や教育分野に予算を配分してきた改革の実績を強調。「県政を後戻りさせてはいけない」と支持を訴えたが、6年間続いた県議会との激しい対立や派手なパフォーマンスが有権者の期待感を裏切り、「田中離れ」につながった。 個人的に田中氏を応援するつもりはないが田中氏の政治手法は独特で 支持を得るか、反感を買うかどちらかだと思う。 現職が敗れることは相当なことだと思うが・・・・ |