2008.08.01 Friday
桐生第一・・・
選手権大会開幕前日の1日、野球部員が強制わいせつ容疑で逮捕された桐生第一の全国大会への出場が認められた。卑劣極まりない事件だが、近年、日本高野連は不祥事に関して連帯責任に問う目安を緩和しており、その方針に沿った判断となった。
全国理事会では、事件の重大さを考慮し、「万引きやバイク無免許運転などの非行と同列に考えてよいのか」「内容次第で出場の可否も慎重に判断すべきだ」という意見があった。一方、今回の事件は帰宅後の私的な時間帯に起きており、「他の部員やチーム全体に責任を負わせることがよいのか」との意見も出たという。最終的に全会一致で出場が認められた。 牧野・前会長時代から、連帯責任は緩和されてきた。近年は不祥事が部全体の体質であると判断された場合にのみ出場停止処分を科しており、「5人」を目安としている。06年に同じ容疑で部員1人が逮捕された育英について、兵庫大会への参加を差し止めなかった。今年6月、龍谷大平安で2年生部員5人による部内暴力が発覚したが、関与しなかった3年生については「最後の夏」への配慮から京都大会への出場を認める新たな判断も示している。 今回の事件は帰宅後の私的な時間帯に起きており、「他の部員やチーム全体に責任を負わせることがよいのか」との意見も出たという。最終的に全会一致で出場が認められたとのことだが、決定はおかしいし納得できない。 全会一致の決定を出す、高野連はおかしい。 万引きも私的時間に行っているはずだし、万引きが非行と同列なら強制ワイセツはなんなのか?野球部員の犯罪であり、しかも逮捕されているということをもっと考えて欲しい。 万引きよりもワイセツ行為のほうが再発の可能性も高く、万引きよりも将来に不安を感じる。 連帯責任を問う目安が緩和?そんなこと緩和すべきではないし、堂々と連帯責任を問う目安が緩和されているなんて、簡単に言わないで欲しい。 ここが文部科学省が上部団体であるのか、否かの違いなのかわからないが、高野連の判断に私は疑問を感じる。 |