2007.04.22 Sunday
長崎市長銃撃事件
この事件で、人がどのような理由において命を奪うかがまったくわからなくなった。
事件後、日々犯行理由が明らかになってきたが、市長の行政に対する職責や政治姿勢、政治理念にまったく関係のないところで、言いがかりというか市とは関係のない世界で犯行に及んでいたことが明らかになってきている。そんな理由で犯行に及ぶとすれば全国の首長、各種議員の人たちの命も危険にさらされているわけになる。 政治家だけではなく有名企業の社長にまで犯行が及ぶ可能性すらある。 このような事態を防ぐには、護衛を強化するほかないようにも思うが、地方議員にまでSPをつけるほどの国家予算も警察官もいないのが現状で警備の強化は困難だ。 もちろん犯行におよぶような状況・銃が簡単に手に入らないようにすることも重要になるだろう。というか銃の流通を根絶することに着手することが一番の防止方法になるのかもしれない。 政治家は『民主主義への挑戦』だとか言うが私は、政治家の政治理念や政治姿勢による犯罪でないので民主主義への挑戦というコメントには違和感を感じる。 民主主義の挑戦というよりも私は警備の限界に対する挑戦のように思う |