2007.04.22 Sunday
年長フリーター
人事院の外郭団体「日本人事行政研究所」は20日、企業の雇用形態などに関する調査結果を公表した。
過去1年間に正規雇用者を増やした企業は35・9%で、同じ質問を始めた1995年以降、最高となった。 今後、正規雇用者を増やす方向とする企業も34・6%で過去最高となっており、同研究所は「正規雇用の回復傾向は今後も維持される」と分析している。 過去1年間で非正規雇用者を正規雇用とした実績があるとした企業も60・9%に上った。ただ、正規雇用への登用率は「10%未満」が74・2%を占め、非正規雇用者の処遇改善が進んでいるとは言い難い現状も浮き彫りとなった。 非正規から正規社員の登用率が10%未満であることに注目すべきだと 思う。結局正規社員が増えてはいるもののフリーターを長く続けてきて いる人の正規への採用は進んでないのが現状だろう |