2007.06.23 Saturday
人迷惑な話
数十年前の母親は子育てで良い悪いは別に『人様に迷惑をかけない』と言っていた。
しかし、母親達からそんな声も聞かれなくなった。 たばこだけは嫌煙権とか言って、たばこを吸わない人に対する配慮を言うが、他人に 対する迷惑とはなんなのか? 道路に横に広がって歩いたり、自転車に乗っている光景をよく目にするが、これは れっきとした人迷惑。やはり他人のことを思いやれば、横によって通行の妨げに ならないように通行すべき。これもれっきとした人の迷惑。 自転車マナーで言うと横に広がっているばかりではない。T字路のわき道から大きな 道に出るときは一旦とまらず、直進している人や自転車が立ち止まらないときも少なく ない。右折、左折の際も後方確認をせずに曲がるので、後続車両はブレーキをかけて 衝突を防がなければならない。 団塊の世代の大量定年退職時代が到来し、技能伝承の不備がささやかれるが、団塊の 世代は仕事を後継者に教えるときもマニュアルできちっと伝承しないで『見て覚えろ』 みたいな人が多い。昔は仕事は盗むものだったかもしれない。しかし、ものづくり産業 で技能伝承が問題化しているときに『見て盗め』的な伝承は企業の利益を損なう造反行為 だと思う。きちっと伝承させない企業、しない従業員ともに若い社員にとっては迷惑な 話だ。 迷惑というものが、もし時代とともに変わるとするのなら技能伝承をきちっと手順を 文章化しマニュアルにできない人は後継者にとっては迷惑をかける人と言えるだろう。 自転車の話をしましたが、朝の通学時に自転車に乗っていると小学生、中学生、高校生 が、道に広がって通学している。 小学生の通学路にはPTAか父母が、立っていて本来は道路の通行について注意すべきだ が、ただ立っているだけの人が多い。 親が道路の通行のルールについてさえ注意が出来なければ、どんどん迷惑をかけている ことを認識せずに大人になっていくのも仕方のないことなのかも・・・・ |