2011.04.23 Saturday
労働基準法を軽視する企業
大和ハウスで本来従業員に支払うべき残業32億円が未払いになっていたらしい。
カルテルや脱税や食品偽装や不正会計処理など企業ぐるみの不正は絶えない。 たぶん未来永劫なくなることはないんだろう。 今回のような残業の未払いにおいては労働組合が機能不全になってしまっていると指摘する学者も少なくない。 昨今の日本でも食品偽装を行った企業の多くは自主再建が難しくなってきている。 口に入れて食べる食べ物だから消費者が離れてしまうのは当然だが、労働基準法も日本の法律だし、自分の会社の大切な従業員に支払うべき賃金を支払わないような企業を商取引上でに信用していいのか? 日本の企業は労働基準法をあまりにも軽視し過ぎだと思う。 日本の企業は『法令遵守』『コンプライアンス』を必ずホームページに記載しているが、その法令には労働基準法は入ってないように思う。 もし『法令遵守』に労働基準法が入っていればサービス残業はなくなるはず。 日本の経営者よ。 労務コンプライアンスもコンプライアンスなんやで。 時間外を支払わないことが労働基準法違反になるとわかりながら行ってきてるので私は悪徳企業・ブラック企業だと思う。 過労死で尊い命を奪った厚生労働省のホームページに社名と過酷な労働実態を公表すべきだと思う。 そうでもしないと過労死、過労による疾病、過労自殺は減らない。 |