2009.06.15 Monday
佐賀の乱
明治政府樹立後の士族の反乱のうち、佐賀藩出身の江藤新平を中心におきた「佐賀の乱」について、「国を乱したという印象を持たれる。表現を改めるべきだ」という意見が地元で持ち上がっているようだ。
新平は「首謀者」として処刑されたが、「新政府に仕組まれた戦争」とする学説も登場している。 『佐賀の役』などと改訂を求めて運動すべきではないか」との動きを見せているが、「乱」を「役」に改めるのには否定的な声もあがっている。「『役』という言葉は国家権力の発動によって人民に無理を強いること。 史実からすれば『佐賀戦争』と言うべきとの意見もでている。 西南戦争も『西南の役』と呼ばれることがあるが、西南戦争は西南の役の『役』という言葉があてはまらず、『西南戦争』と呼ばれることが一般的であるが、佐賀の乱は『佐賀の乱』か『佐賀の役』が適当だと私は思う。 歴史的にみて日本国内で戦争と言えるのは西南戦争だけだと私は考える。 佐賀戦争というのはどうかと思う。 |