2008.06.15 Sunday
ゲバラの銅像、故郷アルゼンチンで完成…生誕から80年
キューバ革命の英雄、エルネスト・チェ・ゲバラ(1928〜67年)の生誕80周年にあたる14日、故郷のアルゼンチン北部ロサリオでゲバラの銅像が初めて作られ、除幕式が行われた。
銅像は高さ約4メートル、重さ約3トン。寄付された約7万5000個の銅製の鍵などを溶かし、地元の彫刻家が作成した。スペイン国営EFE通信によると、除幕式には、ゲバラの長女アレイダさんがキューバから参加し、「父の思想を実践しなければ、像の意味がない」などと話した。 世界革命を夢見て武力闘争に身を投じたゲバラに対し、同国では「狂信的」として批判する声も強い。だが、2003年以降はキルチネル、フェルナンデスと左派政権が続き、ゲバラを再評価する動きも出ている。 |