2008.02.16 Saturday
家計
15日の経済財政諮問会議で、民間議員として出席した御手洗冨士夫・日本経団連会長が「成長で得られた成果は、賃金の引き上げで、家計に確実に配分されることが必要だ」と発言したことが分かった。
諮問会議関係者によると、御手洗氏は成長戦略について話し合うなかで「いま春闘の真っ最中だが、(成長が家計にまわる)好循環を確立することが企業にとってもプラスだ、という認識を経営者もしっかりと共有することが重要だ」と述べたという。 当たり前のことを言って新聞ネタになるのは、どうかと思う? そんな認識がない経営者が日本にいるのかな? 認識があっても企業価値をあげることに専念し、労働者への分配を削って 利益をあげてきたのではないか。 大手企業を中心とする高収益に見合う、国民の消費がないのは、非正規など 不安定雇用の労働者の増加などによる格差社会が原因している そのことへの明確な対策も経団連会長はすべきだと思う。 |