2008.11.01 Saturday
内定取消し相次ぐ・・・
来春、就職予定の大学4年生が、内定を取り消されるケースが相次いでいる。業績悪化や業務縮小、倒産などが理由で、景気悪化の影響が新卒の就職にまで及んできた。大学では「企業の業績悪化が今後、深刻化して、内定取り消しがさらに増えるのでは」と不安の声が上がっている。
首都圏の大学では7月以降、内定を取り消された学生からの相談が寄せられている。取り消した企業の業種は、不動産をはじめ、生保、ホテル、IT、専門商社など多岐にわたっているそうだ。 企業は不景気になると採用を抑制策をとる。これは過去から続く慣習だ。 企業側からすると現在在籍中の従業員のくびを切るより、これから入る予定の人の採用を取りやめることのほうが楽で簡単なんだろう。 もちろん採用取消で、新たに就職先を見つけることのできる人もいるでしょうが、企業が内定を取り消すような厳しい時にこれから求人のある企業を探し内定をもらうことは至難の業だと思う。 企業は自社の存続だけを考え、若い人の将来まで考えていないし、責任も感じなていないだろう。 ある企業ではバブル崩壊後業績が悪化し、リストラの提案を組合が受けたときに組合は『リストラ案は理解しました。しかし役員の数を減らしてから応じます』と言って役員の数を減らし、自社保有の車をリースに変え、常務以上の車通勤を社長だけにした。 企業が業績を悪化すると採用抑制をするが、これが本当に良いことなんだらうか?もっとやるべきことをやってから『人』に手をつけてもらいたいものだ。。 |